福祉・ボランティア特集
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薬物は一度でも不適切な使用をすると『乱用』となります。正しい情報と基礎知識が学べ、「STOPー断る勇気」を持てるページです。

みなさん「薬物乱用」と聞いて何を感じますでしょうか。
■自分には関係ない
■どんな症状が起こるのかしらない
■たぶん断れる
こんなことを感じる方、少なくはないのではないでしょうか。
「薬物」とは何か、「乱用」とはどういうことなのか。
自分の身や周囲に「薬物」を感じさせる何かがふりかかった時、何ができますか。
ここでは「薬物乱用」についてしっかり学べ、「薬物乱用防止」への取り組みなどをご紹介します。
薬物乱用とは、薬物や薬品を本来の医療目的からはずれて使ったり、医療目的でない薬物を不正に使ったりすることです。覚醒剤や大麻、コカインといった違法な薬物は、それぞれ法律によって厳しく規制されており、持っているだけでも犯罪になります。
医薬品は用法通りに飲めば薬ですが、これを正しい飲み方をしなかったり、大量に摂取しすると混乱や意識が薄れるなど、いわゆるドラッグを使用した際の感覚に近い症状が現れる場合があります。 市販薬の乱用として現在、咳止め薬の乱用が10代を中心に流行しているという事例が報告されています。
「用法用量を守って正しくお使いください」とケースに記載がされていたり、コマーシャルで注意を促しているように、ごくごく身近で手に入りやすいカゼ薬の様なものでも「薬物乱用」となり、今は社会問題となっている状況があります。
覚せい剤や麻薬、大麻、危険ドラッグなどの薬物は、1度でも使えば「乱用」となります。その他身近にあるカゼ薬などでも用法や用量を守らず摂取すると「乱用」にあたります。いずれにしてもあなた自身の身体をめちゃくちゃにし、あなたの大切な人へも計り知れない苦痛を引き起こす事になります。絶対にやめましょう!
厚生労働省からは以下の様な発信がされています。
薬物の乱用は大切な脳を傷つけます。私たちの脳は、20歳頃まで成長するといわれています。特に、小学生、中学生、高校生の時期は、心身ともに急速に発達するときです。この時期に薬物を乱用すると、脳や身体の成長がストップし、感情のコントロールができず、意欲がなくなる、怒りっぽくなるなど、心身の発達が損なわれてしまいます。そして、薬物依存になると、不安、被害妄想などの症状が現れ、幻覚や妄想によって、殺人、放火などの重大犯罪を引き起こすこともあります。また、薬物を入手するために、無理な借金や窃盗、詐欺、売春
などの犯罪を平気で犯すようになります。引用元:厚生労働省
別称: シャブ、アイス、クリスタル、スピード、メス、クランク
作用: 中枢神経を強く刺激し、興奮作用をもたらす。
症状:多幸感(ハイになる)
異常な興奮・攻撃性
不眠・食欲減退
心拍数の増加・血圧上昇
長期使用で幻覚・妄想(覚醒剤精神病)
別称: 草(くさ)、葉っぱ、ウィード、ガンジャ、ポット、グリーン、ジョイント、ハーブ、420(フォートゥエンティ)
作用: リラックス作用や軽い幻覚作用。
症状:幸福感・リラックス
知覚の変化(時間が遅く感じるなど)
思考の混乱・記憶力低下
動作が鈍くなる
長期使用で無気力症候群(やる気がなくなる)
別称: コーク、ブロー、スノー、チャーリー、ホワイト、ロック(クラックコカイン)
作用: 強い興奮作用をもたらし、短時間で効果が現れる。
症状:極端な多幸感と自信過剰
異常な興奮・攻撃性
心拍数の急上昇・不整脈
長期使用で幻覚・妄想・精神障害
別称: エックス(X)、エックスティー(XTC)、モリー(Molly)、ラブドラッグ、ロール
作用: 覚醒作用と幻覚作用を併せ持つ。
症状:多幸感・社交性の向上
触覚の過敏化
体温の異常上昇(熱中症のリスク)
脱水症状
長期使用でうつ症状・認知機能低下
別称: アシッド(Acid)、トリップ、タブ、ペーパー、マイクロドット
作用: 強力な幻覚作用。
症状:幻視・幻聴
感覚の変容(色が聞こえる、音が見えるなど)
パニック発作・恐怖感
予測不可能な精神状態(トリップ)
別称: スマック、H(エイチ)、ジャンク、ホース、ブラウン、ブラックタール
作用: 強力な鎮痛作用・陶酔感をもたらす。
症状:強い幸福感・リラックス
眠気・意識の低下
呼吸抑制(過剰摂取で致死リスク)
強烈な依存性・禁断症状(激しい苦痛)
別称: のり、ボンド、ガス、ヒューイ、スニッフ、ハッピーガス
作用: 吸入することで中枢神経を麻痺させる。
症状:多幸感・軽い興奮
記憶障害・判断力低下
酩酊状態・ふらつき
長期使用で脳・内臓の障害
違法薬物は一時的な快楽をもたらしますが、身体的・精神的な悪影響が非常に大きく、依存症や健康被害につながります。特に長期使用は精神疾患や社会生活の崩壊を引き起こす可能性が高いため、絶対に使用しないことが重要です。
また、これらの薬物は警察に捕まらないように偽装するため、違う名前で呼ばれています。
特に最近ではインターネットなどで悪い人と容易に繋がってしまうため、薬物の名前が違うから問題無い!と勘違いしないようにする必要があります。
ある程度の知識は持っておいて、自分を守ってもらえたらと思います。
薬物乱用が与える影響という項目でも触れましたが、ここで詳しく学んで行きましょう!
オーバードーズ(Overdose、OD)とは、薬を適量以上に摂取することで体に害を及ぼす状態を指します。処方薬や市販薬、違法薬物など、どの種類の薬でもオーバードーズのリスクがあります。特に、鎮痛剤や抗不安薬、睡眠薬の過剰摂取は、意識障害や呼吸困難を引き起こし、最悪の場合、命を落とすこともあります。自己判断での服用量の増加や、他人からの借りた薬の服用は危険です。
オーバードーズの主な症状には、強い眠気、呼吸の遅延、錯乱、けいれん、嘔吐などがあります。特に、意識が朦朧としていたり、呼吸が浅くなっていたりする場合は危険信号です。早急に医療機関に連絡し、適切な処置を受けることが命を守る鍵となります。また、オーバードーズは一度だけの過剰摂取でも重篤な後遺症を残す可能性があるため、軽視せずに対応することが重要です。
オーバードーズを防ぐためには、まず処方された薬を正しく服用することが大切です。自己判断での増量や、他の薬と併用する際には必ず医師や薬剤師に相談しましょう。また、ストレスや不安を薬に頼らずに軽減する方法を見つけることも予防策の一つです。適度な運動やカウンセリングを活用し、心の健康を保つこともオーバードーズのリスクを下げるポイントです。
オーバードーズのリスクは自分だけでなく、家族や友人にも影響を与える可能性があります。身近な人が薬の過剰摂取をしている可能性がある場合、積極的に声をかけ、専門家に相談するよう促しましょう。また、薬の保管方法にも注意し、必要以上に手元に置かないことも大切です。特に、未成年者が簡単に薬を手に入れられないよう管理することが、事故を防ぐ鍵となります。
オーバードーズは誰にでも起こりうる問題です。しかし、正しい知識を持ち、適切な行動を取ることで予防することが可能です。薬の適正な使用方法を守り、異変を感じたらすぐに対処することが大切です。自分自身や大切な人の命を守るために、オーバードーズについて正しく理解し、周囲と情報を共有しましょう。
記憶にある方もいるかと思いますが、徳島市の3歳の男の子が、同市内の空き地で栽培などが禁じられている麻薬の原料でケシの一種が生えているのを見つけ通報し、警察から表彰されたことがあります。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。